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マネージャーは必要?

成功のためには、挑戦や多くの意思決定が付き物です。そのため、物事を正しく行えているかどうかを判断するのが難しい場合もたびたびあります。

デジタルが主流になったDIYミュージシャンであっても、優れたマネージャーはあなたのキャリアにとって重要な役割を果たすでしょう。ですが、マネージャーが必ずしもあなたのチームに必要な最初のメンバーとは限りません。実際、マネージャーの前に優秀な会計士と弁護士を雇うこともよくあります。

優れたマネージャーはマルチタスク

優れたマネージャーは、アドバイザー、外部との交渉、アーティストのプライベートケア、ほか、悪い虫よけ役など、非常にマルチタスキングです。そのようなマネージャーは、アーティストの成功のために、次のように効率的に作業をこなしてくれます。

• プロとしての活動について、適切なアドバイスをくれる

• 音楽業界における障害や落とし穴を避けてくれる

• 個人的なネットワークを活用し、ライブのオファーなどをとりつけてくれる

• 取引・契約内容について交渉してくれる

• キャリアがどのように前進しているかをレビューし、未来のプランを一緒に考えてくれる

• ライブのブッキング、電話応対、レコーディングのスケジューリングといった雑務を引き受けてくれる

• ブッキングエージェントや宣伝担当など、他に必要なチームメンバーの選定を助けてくれる

駆け出しのアーティストであれば

Chance the Rapperのような成功を収めるために「ザ・マネージャー」とも称されるパット・コーコランのような人物を専属マネージャーにすることに憧れを抱くこともあるかもしれません。ですが実際には、ほとんどの敏腕マネージャーは、あなたが音楽スタイルを確立した、大物アーティストやバンドになるまでは、真剣に取り合ってくれないでしょう。マネージャーのギャラは通常、アーティストが稼ぐ収益の10〜20%が最低ラインだとされているため、成功し多くの収益を得ているアーティストに彼らが興味を持つことは仕方のないことです。

マネージャーが、自分自身を雇ってくれるアーティストやバンドを探すことはあっても、その逆はほとんどありません。そして、優れたマネージャーはあなたに世の注目を集め、スタジオの予定を組み、より多くのライブをする機会を生んでくれるかもしれませんが、マネージャーの手腕であなたが人気アーティストになるのではなく、あくまであなた自身の力でキャリアを勝ち取ることが重要なのです。

アーティストとして駆け出しの時期に、自分自身をマネージメントすることは、マネージャーの仕事を理解し、アーティストやバンドが必要とするものごとや、仕事ができるマネージャーとはどのようなものなのか、イメージ形成をするために非常に有用です。それだけではなく、本当にマネージャーが必要になる前の時期に、お金を節約することにもつながります。

注目を集める

キャリアのスタート時に、あなたの評判を高め、あなたのファンを増やしてマネージャーの注意を引き、あなたを成功を導くためにできることはいくつかあります。もちろん、良い曲を書くことは大前提ですが、それに加えて・・・

• とにかく人前に出る。アーティストやバンドとして、人脈を作ったり、ライブを行って注目を集めましょう

• SNSでも活発に交流できる、アクティブなファンを増やしましょう

• ファンやメディアまたは将来マネージャーになり得る人など、様々な人とコンタクトを取りましょう

マネージャーをつける前に

ライブ活動やアルバム制作を行い、ある程度すでに軌道に乗っている場合は、経験と勢いのあるアーティスト・バンドとして、音楽業界関係者から注目され始めていると考えて良いでしょう。

このようなステータスの場合、マネージャーがチームに加わっていてもおかしくありません。あなたが達成したいこととその方法を明確にし、マネージャーのポテンシャルをフルに引き出しましょう。

契約期間、マネージャーのギャラの条件などで合意形成をし、契約書にまとめることができれば、双方の利益や役割分担を明確にするための基準を設けることができます。

ほとんどのマネージメント契約は1年単位で、期間が終了する際に契約更新について協議します。契約を取り交わす際は、サインする前に、契約のすべての詳細と財務上の影響について自分が正しく理解できているかどうかを確認しましょう。会計士や弁護士と共に確認することなども推奨します。

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