ソーシャル

SpinnupがオススメするSNS活用方法

ソーシャルメディア(SNS)上で強い存在感を持つことは、アーティストとしてのプロモーションを成功させ、ファンベースを拡大するために必要不可欠な時代になりました。アーティストとして自分たちを宣伝するためのツールであるだけでなく、様々なアーティスト・メディア、人物と交流しネットワークをつくるツールでもあります。

また、あなた自身の”個性”を表現するチャンスであり、レーベル、ライブハウス、興行会社、さまざまな音楽業界の人たちは、あなたの音楽そのものと同じくらい、あなたの”個性”に注目しています。

SNS上でのファンづくりは非常に重要です。実際の投稿のアイデアからスケジューリングツールまで、ソーシャルメディアを上手に活用するためのヒントをご紹介していきましょう。

あなたのオーディエンスを理解しましょう。

効果的なマーケティングの第一歩は、自分のオーディエンス(ファン)を理解することです。あなたのファンがどのソーシャルメディアプラットフォームにいて、あなたはそこにいるかどうか。あなたのファンがきちんと投稿を喜んで共有してくれる状況にいるか確認しましょう。

自分のオーディエンスの理解を深めるにはどうすればいいのでしょうか?

たとえばFacebookインサイトの分析機能を使って、出身の都市、年齢、ページの「いいね!」数まで、あなたのオーディエンスがどのような層に当てはまっているかを確認しましょう。

もちろんSpinnupダッシュボードにサインインすると、誰がどのプラットフォームであなたの音楽を聴いているのか、どこから聴いているのか、最も利用されているストリーミングサービスは何なのかを見ることができます。

Spinnupダッシュボード上ではFacebook、Twitter、SoundCloud、YouTubeのアカウントを連携しておくことができます。こちらも合わせて行っておきましょう。

SNS連携-FacebookアカウントをSpinnupに連携する

他のアカウントを見てインスピレーションを得よう

まずは自分たちと似たようなアーティストを特定しましょう。彼らはあなたと同じような層のお客さん(ターゲットオーディエンス)を持っている可能性が高いです。

どのような戦略が功を奏したのか、どのようにマーケティングキャンペーンを行っているのかをリサーチしましょう。どんなハッシュタグを使っているのか?彼らのストーリーに何が投稿されているのか?彼らの投稿の中で最もエンゲージメントが高かったのはどの投稿か?まずはリサーチです。

投稿コンテンツのアイデア

毎日コンテンツを投稿するのは大変かもしれません。
そこで、いくつかコンテンツのアイデアをまとめてみました。
• リハーサルの写真やビデオなどの舞台裏コンテンツ
• ミュージックビデオ
• ツアー/リリース日のアナウンス
• イベント情報
• ライブへの特別招待
• レビュー、インタビュー
• 投票機能を活用
• 生配信でQ&A
• ツアーダイアリー
• あなたの音楽をストリーミング/ダウンロードするためのリンク
• チケットやグッズを購入するためのリンク
• 好きなアーティストや応援しているアーティストの音楽
• あなたの楽曲を含むオススメのプレイリスト
• 記事またはポッドキャスト
• 毎週テーマに沿った投稿(#Throwback Thursday のようなもの)

Facebookでは長い記事を書くことができますが、Twitterでは制限があるため、より短く、スピーディーに読めるものを心がけましょう。

SNSプラットフォームごとの投稿アイデア

Facebook

全世界で25億人以上のアクティブユーザーを持つFacebookは、最も利用されているソーシャルプラットフォームです。そのため、あなたのコンテンツを紹介するための重要なプラットフォームにしたいと思うでしょう。63,206文字の制限があるため、他よりは長い記事を書くことができますが、書きすぎには注意しましょう。

Facebookは、記事、ビデオ、写真、コンテストの発表、投票、イベントの作成、Facebook Liveは、ライブファンのQ&Aやアコースティックでの生配信などの理想的なプラットフォームです。

Facebook Boostを使ってのライブ告知は多くの人にリーチすることができるので、プロモーションのハブとしても最適です。Facebook広告を使用してカスタムオーディエンスを作成することで、適切な人々をターゲットにできます。

また、Facebookはあなたの音楽を共有したり、ファンや他のミュージシャンからフィードバックをもらったり、コンタクトを取ることができるネットワーキングとしても最適な場所です。

Twitter

月間利用者数が3億3000万人を誇るTwitter、特に日本では強いプラットフォームです。文字制限はありますが、個人の発言としては非常に重要です。

Twitterでは自分自身の言葉でパーソナルな口調で話すべきです。画像を投稿したり、ハッシュタグや投票、質問などのTwitterの機能を活用したり、投稿にはタグ付けしておくと、リーチやエンゲージメントに役立ちます。

自由に返信したりして、交流を深めましょう。ただし無理して頑張りすぎる必要もないです。スパムだってたくさんあるのですから。考えすぎないことも大事です。

さらにTwitter Analyticsを活用して、投稿が見られた回数、RT数、FAV数を確認して自分たちの投稿を分析することが可能です。

インスタグラム

Instagramは写真(+短い動画)のプラットフォームなので、写真、カバーアート、ミュージックビデオなどのビジュアルを宣伝するのに特に最適です。

Instagramストーリーズを使用して、素早く簡単にコンテンツをどんどん投稿しましょう。Facebook LiveやIGTVと同様に、Instagram Liveを使って生配信を行うこともできます。

また、あなたのアカウントですが、ビジネスアカウントに変更できるのであれば変更しておきましょう。ビジネスアカウントに変更することでInstagramのアナリティクスインサイトへアクセスできます。Twitterのアナリティクスのように分析できます。

YouTube

YouTube Musicのローンチ以降、最大の音楽ストリーミングサービスの一つとなっています。あなたのミュージックビデオを広げるにはとても大事なプラットフォームですね。YouTube Musicにはフリープランと有料プランが存在し、バックグラウンド再生の不可などの違いがあります。

YouTubeチャンネルでは、プロフィールを最適化し、プレイリストの作成、ミュージックビデオ、ツアー模様・舞台裏、カバー曲やチュートリアルなど様々な動画コンテンツを作りアップロードしてファンと交流しましょう。

Soundcloud

SoundCloudは主にストリーミングサービスだと思っているかもしれませんが、もともとはソーシャルメディアの要素が強いです。曲をアップロードするだけではなく、ツアーの告知、新しいビデオのプロモ、古いデモ音源のような未公開コンテンツの投稿など、今でも出来ることが多々あります。なにより面白いのは、あなたのトラックにすぐにコメントでフィードバックをもらうことができるところでしょう。

Snapchat

Snapchatは日本では馴染みがあまりありませんが、アメリカを中心とした世界の若い世代(Y世代、ミレニアル世代、Z世代)に利用されています。

フィルターやジオタグを使って、素早く、楽しく、クリエイティブなコンテンツをファンに届けましょう。初公開するものや、日々の出来事などの舞台裏コンテンツをファンに提供しましょう。

投稿にはURLリンクを入れることができるようになったので、投稿する際に外部のリンクを入れて聞いてもらうために活用しましょう。ストーリー機能はInstagramと同じく24時間公開です。

またSnapchatは、ユーザーが自分たちで作成したコンテンツをどんどん投稿していくいわゆるUGCコンテンツプラットフォームです。これも覚えておきましょう。

LinkedIn

LinkedInは、ビジネスマンのイメージがあると思います。日本でも人脈づくりという意味合いでは効果が高いでしょう。音楽業界の人脈を作り、デザイナー、ジャーナリスト、カメラマン、プロモーターなど、一緒に仕事をする人を見つけるのには最適な場所と言えるでしょう。

投稿のスケジューリング

投稿をスケジューリングすることは、非常に重要です。一箇所に管理し、1つの場所で確認することができるようなスケジューリングツールは、アーティストとしての貴重な時間を節約します。忙しいミュージシャン、離れてツアーに行くような場合も有効でしょう。空いた時間を使ってさらにアクティブになるようなコンテンツを作りましょう。

ファンがそのソーシャルプラットフォームでいつアクティブであるかどうか、どの時間帯に最も見られるのかなどを計測し、週ごとに計画を立てておくことをオススメします。

ここでは、いくつかの素晴らしいソーシャルスケジューリングサイトをご紹介します。

Hootsuite

Hootsuiteには無料版とプレミアム版があります。Hootsuiteでは、コンテンツを一括でスケジュールすることができます。複数のソーシャルネットワークのパフォーマンスを簡単に管理・表示することができ、多くの異なるプラットフォームを利用している場合に便利です。Hootsuiteでは、以下のサービスと連携可能です。Facebook、Twitter、Google+、LinkedIn、WordPress、YouTube、Instagram。
※HootsuiteのURL短縮機能の代わりにBit.lyを使用をオススメします。

Buffer

Bufferもまた、大量のコンテンツをアップロードするのに最適なスケジューリングツールです。ドラッグ&ドロップでカレンダーを表示し、個々の投稿のパフォーマンスを統計することができます。Bufferの特徴は、人気のある投稿を再スケジュールしたり、投稿時間を設定して自分だけの投稿スケジュールを作成したりすることができます。

Bufferには無料版と有料版があります。無料版では、最大5つのソーシャルネットワークを利用することができます。Facebook、Twitter、Instagram、LinkedIn、Google+の3つのアカウントで利用できるので、アーティストやバンドの活動には十分と言えるでしょう。

Later

LaterはInstagramの投稿を管理するための素晴らしいツールです。無料版では月に30枚の写真を投稿することができますが、通常はInstagramで1日に1回程度の投稿でしょうから対応できる範囲です。Instagramのオフィシャル機能では使えないデスクトップでの利用が可能です。

たとえば1ヶ月単位の計画を立ててみるのはいかがでしょうか。Instagramのフィードテンプレートをダウンロードして、画像を設定し、どのように並んでいくかを確認することが可能です。実際にあなたの投稿がアプリ上でどのように見えるかをプレビューすることができます。

有料版の場合は自動的にあなたのこれまでの投稿時間からベストな投稿時間を導き出し、を計算してくれる機能がついています。

Tweetdeck

Tweetdeckは無料で使え、整理したり、投稿をスケジュールしたりするのに便利なツールです。フォローしているハッシュタグから、キーワードやメッセージまで、Twitterのあらゆる投稿を俯瞰で確認できるツールです。

Crowdfire

Crowdfireはフォロワーやファンを素早く増やしたいミュージシャンには特に最適です。すべてのソーシャルプラットフォームに合わせた投稿でエンゲージメントを最大化しましょう。

もしあなたがバンド活動をしている場合は、他のメンバーと投稿についてコミュニケーションを取りましょう

役割分担が確立されていないのであれば、誰がソーシャルメディアのコンテンツをチェックするのか、投稿をどのように計画し、どのようにメンバーで分担するのか、バンドとして伝えていきたいメッセージ性、ブランディングの方向性もメンバーで集まって話し合って決めておきましょう。

投稿に最適な時間帯を見つけよう

では実際に投稿するベストなタイミングはいつでしょうか?

最適な時間の答えは一つではありません。ただ、私たちSpinnupのリサーチでは統計的に日曜日が最もエンゲージメントが低いというパターンがあります。

ソーシャルメディア投稿管理・最適化サービスのSprout Socialによると、2019年の投稿に最適な時間帯は以下の通りです。
(欧米マーケットでのリサーチですので日本と当てはまらないこともあります)

Facebook
• 投稿に最適な日は水曜日。
• 安定した時間帯は平日の9時~15時。

Twitter
• 投稿に最適な時間帯は水曜日と金曜日の午前9時。
• 投稿に最適な曜日は火曜日と水曜日。
• 安定した時間帯は、月~金の午前8時~午後4時。

Instagram
• 投稿に最適な時間帯は水曜日の午前11時と金曜日の午前10時~11時。
• 安定した時間帯は火曜日から金曜日の午前10時から午後3時。

LinkedIn
• 投稿に最適な時間帯は水曜日の午前9時~10時と午後12時。
• 安定した時間帯は火~金の午前8時~午後2時。

あくまで参考として上記のような時間帯を考えましょう。Facebook Insightsをはじめとするこれまで述べてきた各プラットフォームでの分析ツールを活用しましょう。あなたのファンのどれぐらいの割合が9時から17時までの仕事をしていているのか、どういう時間帯にソーシャルメディアプラットフォームでアクティブなのか、しっかり動向をチェックし、それに合わせて投稿しましょう。

エンゲージメント

ファンとのエンゲージメントは非常に重要です。できるだけ多くのコメントに返信をしましょう。特にSNSをはじめた当初はなおさらです。その行為は必ず報われます。常にあなたのファンに感謝の気持ちを示しましょう。

最新の情報を保つ

最新のリリース情報、ビデオへのリンク、ツアー日程などを自分のSNSのプロフィールに設定しておきましょう。ピン留めされたツイートに記載するのも活用しましょう。

すべてのSNS上で掲載されているものが最新の情報、かつ同じ内容になっているかを確認しましょう。英文で設定しているのであればGrammarlyのようなスペルミスチェックをする拡張機能ダウンロードして、確実にチェックしておきましょう。

一貫性をもたせてコンテンツを最適化しよう

画像はすべてのSNS上で一貫性をもたせ、それぞれのプラットフォーム上で最適化しましょう。
ヘッダーサイズの編集・作成に行き詰ったり、新たなインスピレーションが必要な場合は、Canvaを利用してみましょう。SNS各サービスに向けたテンプレートがすでにあるので、それに合わせて編集を行うと便利です。Instagramのストーリー、YouTubeのチャンネルアート、SoundCloudのバナーなど、多くのプラットフォーム用のテンプレートがあります。Canvaは使いやすく、ユーザーフレンドリーですし専門的な知識がなくても、効果的で魅力的な画像素材を作成できます。

各種ソーシャルメディアで最適化された画像

PhotoShopやInDesignでこれらの画像を作成する場合は、正しい寸法を使用していることを確認してください。
(記事執筆時点のものです)

Facebookのカバー写真
• デスクトップでは幅820ピクセル×高さ312ピクセル。
• モバイルでは幅640ピクセル×高さ360ピクセル。
Twitterのヘッダー
• 横幅1500ピクセル、縦幅500ピクセル。アバター写真で被る場所を考慮してください。
YouTubeのチャンネルアート。
• 幅2560ピクセル×高さ1440ピクセル。
SoundCloudバナー
• 2480 x 520ピクセルで、ファイルはJPEGまたはPNGで、2MB以下の容量。
Instagramのストーリーの寸法。
• 幅1080px×高さ1920px(縦横比9:16)